Instagramをもっと楽しむために

写真共有サービスを片っ端から試している私。利用しているサービスの数は、ざっと数えて50前後。どれを覗いても基本的には同じ写真ばかり。各サービスを比較するのが目的でもあるので、手間はかかりますがあえてそうしているんです。
あれこれ試してみて、使うなら大御所Flickrか、最近とびきり元気なInstagramがいちばん、という結論に達しました。
マイナーながらもいいな、と思うサービスもたくさんありますが、弱小サービスはある日突然消えてなくなるかもしれません。
以前ソーシャルブックマークサービスの比較にのめり込んだことがありました。せっせとブックマークを集めたのに、唐突にサービスが終了してこれまでの努力が水の泡・・・そんなことが何度もありました。お気に入りのサービスが次々と消えていくのは悲しいもの。そんな切ない思いをしないように、これから使うなら人気の高いサービスを選ぶのがよいでしょう(もっとも、ブックマークの分野では最大手のDeliciousでさえあの始末ですから、Flickrも安心とは言えないかもしれませんが・・・)。

FlickrもInstagramも、人気のサービスだけあって関連サービスが豊富。写真の見方、見せ方がよりどりみどり。写真をもっと身近な存在に。もっと楽しむために、こうしたサービスを活用しない手はありません。
今のところInstagramの利用はiPhoneユーザーだけの特権ですが、豊富な関連サービスのおかげでユーザー以外の方でもPCでの閲覧が可能。PCでの閲覧なら、ユーザーにとっても使い慣れたキーボードでコメントを残すことができるので好都合です(全てのサービスがコメントに対応しているわけではありませんのであしからず)。今まで関連サービスを使ったことがない方は、試しに国産のサービス、Webstagramを覗いてみるとよいでしょう。
ちなみに、私の写真は下記のサイトでご覧いただけます。他にもいろいろありますが、お気に入りをいくつか並べてみましょう。

Noestagram
Extragram
Followgram
Instagrid
Instaprof
PhotoPile
Pingram
Webstagram(Grid表示はこちら

最近のイチオシはPhotoPile。写真を無造作にばらまいたような並べ方がユニーク。
重なっていてきちんと見えないせいでしょうか、思わずクリックしたくなっちゃう。
過去を振り返るなら、カレンダー形式でいつどんな写真をUPしたのかよくわかる、1/365gramというサービスも。
多彩な関連サービスの中には、Instagramの写真をTシャツにプリントしたり、一冊の本に仕上げてくれるものもあります。写真を身近な存在にしてくれたInstagram。もっと身近に感じるために、こういうサービスを使うのもよいかもしれませんね。

なお、私が利用している写真共有サービスの一覧は下記のリンク先にて列挙しています。
興味をお持ちの方はぜひご覧ください。それぞれの見せ方を見比べて、何かの参考にしていただけたらさいわいです。

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北時計の思い出

北時計

富良野の喫茶店、北時計。
ドラマ『北の国から』や『優しい時間』に登場したことで知られ、多くの観光客が訪れる人気店。
その北時計が本日、長い歴史に幕を下ろしました。
コンノさん、スタッフのみなさん、本当にお疲れさまでした。

北時計は私にとっては通い慣れた憩いの場。第三のわが家といってもいい場所でした。
天井の高い大きなログハウスで、かつて丸太の家に住むことを夢見た私にはそれだけでたまらなく魅力的。
でも、このお店の最大の魅力は女主人のコンノさんにあったと言っても過言ではないでしょう。
普段は常連客と肩を並べてカウンター席に座り、紫煙をくゆらせるコンノさん。気さくで明るく楽しく、元女優さんだけあってとっても上品。
居心地のよい空間にある種の品格というか、しっかりと芯のある秩序が漂っていたのは、柔らかい物腰の中にも凛とした強さを感じさせるコンノさんがそこにいたからに他なりません。

終幕を迎えるきっかけは去年の秋のことでした。コンノさんが病魔に冒され緊急入院したのです。
その後無事退院したものの、すっかり気落ちした彼女は建物を手放すことに決めました。
相手方は富良野市。もともと北時計の敷地は市が管理する公園内にあったので、長年のお礼の気持ちもあったのでしょう、市へ寄付することにしたそうです。
実はその後ひどく後悔しているそうですが、第三者の私が口を挟むべきではありませんし、この件についてはこれ以上書くのはやめておきましょう。

北時計がなくなると知って、私はただ途方に暮れるばかりでしたが、全てのファンがそうだったわけではありません。少しでも長く北時計を存続させるべく、立ち上がった方々がいました。
実は今年の営業は彼らボランティアのみなさんによるもの。
土日にはコンノさんが姿を見せるとはいえ、彼女はもはやオーナーではなかったのです。
だから今年の北時計は去年までの北時計ではなく、私の思い出の北時計は去年の秋に終わってしまった、と書くべきかもしれません。
ボランティアのみなさんには深く感謝しています。最後に訪れる機会を与えてくださったのですから。

私があしげく通い、入り浸っていたのは北時計の長い歴史からするとほんのわずか、たった一年足らずのこと。筋金入りの常連さん方から見ればほんのひよっこでしょう。
最初に訪れたのは夏の盛りでしたが、そのときは夏季限定のテラス席に座ったのを憶えています。たくさんの観光客で混み合っていたので、ただ食事をして、レジ横にあった本を一冊購入してお店を後にしました。
二度目は秋の夕暮れでした。どういう風の吹きまわしか、私は少しためらった後、店の奥のカウンター席へ向かいました。いきなり常連客が居並ぶカウンター席に座るのはなかなか勇気がいる行為。普段の私にはできそうもありません。けれどもそのときは他に誰も客の姿はなく、思い切ってコの字に曲がったカウンターの角のあたりに座ることにしたんです。
日が暮れて静寂に包まれ、かすかに聞こえるのは穏やかなBGM。セピア色に輝く丸太に囲まれた美しい空間に私はすっかり魅せられてしまいました。
その日、コンノさんととりとめもなく話をしてながら閉店頃まで居座っていたような気がします。
私が座ったその席は、それから(他のお客さんが占領している日を除いて)私の定位置になりました。
ほとんど毎日通うようになり、しかもほとんど毎晩、9時の閉店までコンノさんや常連さん方とよもやま話に花を咲かせていました。
私が大好きだったのは秋や冬の静かな夜。私だけ、他に誰もいない貸切状態の晩が理想的。経営的にはちょっとどうかとは思いますが、それでもコンノさんは閉店まで私のおしゃべりにつきあってくださいました。

やがて、私は富良野を離れることになりました。
前の晩、コンノさんが目に涙を浮かべながらこんな話をしてくださったのが印象に残っています。
「毎年、秋が深まるともうやめよう、と弱気になっちゃう。でもあの晩、あなたが来てくれたからもうちょっと続けようと思い直すことができた」と。
実はあの頃、どうしても北時計を離れがたくて、コンノさんの弟子になりたいと冗談ぽく話してみたことがありました。あなたをここに縛りつけるのはもったいないから、とやんわり断られましたが、私は本気でした。
あのときもっと熱っぽくお願いしていたら、もしかしてもしかすると、北時計はまだこれからも続いていたかも・・・。
そんなふうに夢想してしまう秋の夜です。

Welcome to Noelfield!

Noelfieldへようこそ。
気がつけば、Noelfieldと題した私のサイトも10周年。
開設したのは2001年3月23日ですから、今から10年6ヵ月も前なんですね。
2003年2月に現在のドメインnoelfield.jpに移転。当時の姿はNoelfield Classicで確認することができます。
2004年6月にはブログ(Noel's BlogNoelog)をスタート。
ブログの気軽さに慣れてしまうと、悲しいかなNoelfieldの更新はすっかり疎かになってしまいました。
さらにその後Twitterに手を出すようになると、そのあまりの気軽さに心奪われブログさえ億劫に。
今年はNoelfield開設10周年、ブログ開設7周年だというのに、ほとんど開店休業状態。
何とかしなくちゃ、というわけで、思い切って全面的にリニューアルすることにしました。
メインサイトのNoelfieldは写真中心のフォトログに、ブログのほうはサブドメインを利用して「Noelfield+」として再スタートすることになりました。
頻繁に更新することは難しいかもしれませんが、細々と続けていくつもりですので、今後ともよろしくお願い申し上げますm(_ _)m